3月10日:オフラインのノート

 オフラインの日記のページ数が少なくなってきた。それは,ライフから出ている"SCHÖPEER"のA5サイズ40ページの有罫ノートで,2019年からここのブログみたいに,オンラインの日記やポストでは書かないような個人的なことを書き連ねている。それが残り8ページにもなるほどに書き重ねてきたので,思い切ってすでに持っていたトラベラーズノートの新しいMDクリーム紙の方にオフラインの日記を書くようにした。ブルーバックスの方も買ったが,毎週の科学情報が更新されていなくて,巻末のいろいろな有益な科学関連の辞典があるのは魅力的だが,トラベラーズの便利さに適うことができなかった。トラベラーズノートのパスポートサイズに,ちいさな科学辞典をつけてくれればいいのに。だから結局併用している。ほかにも,スケッチブックや,哲学的思索を記録しているノート,自分の健康状態を記録しているノート,アイデアを書きまとめるノート,研究課題をまとめているノート,ありとあらゆる文献をオフラインに構えている。オンラインにしようと思ったこともあったが,やはり紙ほど信頼できるメディアはないと思っているから,そうしていない。

 今日は,『なぜ科学はキリスト教圏で成立したのか』と『リヴァイアサンと空気ポンプ』が届いた。後者は一度読んだことがあるが,どうして手元に置いておきたいので買った。両方,科学史に分類される本である。科学は,政治や宗教とかかわりを持ちながら,しかし独立に*1その力を際限なく発揮している。そこに私は非常に惹かれるのである。読むのが楽しみだ。

*1:いや...数学的モデルというのを利用しているので,あまり独立とはいえないか