あえて言おう、オーケンの影響であると

 Twitterに私が何か書くと、大した内容でもないのにツリーがば〜〜っと長くなって、しばしばすっごく邪魔だ!しかも内容も重かったり暗かったり、読んでいて楽しいということよりも、自分の意見の壁打ちを人に見せつけてるみたいになっている。かといって、意見を引っ込めとくのも何か違う気がする。だからとりあえず、面白い話をブログでば〜〜っと書いて、Twitterはそのままにしよう、と思って、このブログを作ったのだ。え、逆だろだって?ついったに面白いことを書いて、ブログでつまんないことを書け、だって...?聞こえないな。
 今日は久々に筋トレしながら、大槻ケンヂのエッセイ『オーケンののほほん日記』(新潮文庫版)を読んだ。や〜、昭和軽薄体っていいもんですね。分厚さとは裏腹に、ツルツルと読み終えてしまった。ちなみに、試しに家の本棚にある文庫本と、オーケンの日記の背表紙をつき合わせてみたら、ヘルマン・ワイル『精神と自然』、アリストテレス『二コマコス倫理学(上)』、D・オシア『ポアンカレ予想』と大体おんなじだった。すごい。厚みだけでいえば、歴史的に重要な文献と同じだ!オーケンは偉大なんだ!違うか。
 まあ、それはともかく、知り合いに「君はオーケンにちょっと似てる」と言われたのが、後半になるにつれてよくわかった。高校時代に映画にハマるし、オカルトものに詳しかった時期があるし、精神医学に興味を持つし。精神障害の診断と統計のマニュアルである、DSM-Ⅲ(今はDSM-Ⅴまで改訂が進んでいる。Ⅲ版とは、疾患に関する考え方もおーきく異なっている。)を自分で紐解いているのには驚いた。ケースブックだけど。そーいえば、歴史的にはDSM-Ⅲ(R)になるまでは同性愛も病気扱いされていたけど、オーケンはどっちの方を見たんだろう。ケースブックが手元にすぐには用意できないからわからない。いつか思い出したら確認してみる。
 さて、そんなこんな、“多くても1200字程度“の公開日記を、できるだけこまめに書くようにすることにした。なんで1200字程度なのかというと、“大学の教員がツルッと学生の理解度を測るのにちょうどいい最低限の文字数っぽいから“だ。つまり、多分これくらいがちょうどいい!こないだ3000字くらいのブログを書いたけど、誰も言及してくれなかったしね。
 アーティストの生活ほど、面白いことなんかほとんどないけれども。...そんなことを言っていてはダメか、できるだけ、面白い何かを日常で見つけて書いていく。すると少しは生き方も変わるかもしれないし。