12月9日:ミソサザイ、あるいはリス

 日記とか言いながら、ここ最近まったく近況を書いていない。昭和軽薄体を使うのはどうなったの?面白い文章は!?笑える文章は?!まったくもって書いていない。むしろ、読めば読むほど心の空模様がどんどん厚い雲に覆われて地上に空が落ちてくるんじゃないかってくらい重い文章を書いてる。あーあ!暗い人間なのがバレた!ん?知ってるって?そうだね。よかったね。

 さて、近況を適当に話そうか。通院から遠ざかってしまっているけど薬はある。毎晩お薬を飲んでおねむだ。そういうとき、夢はあまりみない。まあ現実でもあんまり夢をみれてないんだけど。それで、面白いことはちらほらあるんだけど、記憶もテンションもどんどんフレッシュさを失った状態だから何も書こうという気にならない。あんまり書くための時間も用意できてないしね。それもこれも、リアルのニーズ、例えば仕事とか事務作業とか学業の時間の比率としては、仕事ももっと頑張りたいし、研究もどんどん進めたいし、資格試験の学習計画をたてなくてはならないしで、いくらどう頑張って組んでも一日が24時間では足りない状態になっている。

 そうだそうだ。最近はリス、あるいはミソサザイが私の身の回りに常に存在している。ミソサザイについて、どう導入したらいいのかと考えるんだけど、私の人生にふっっと現れた、ある意味で正体不明の存在である。ミソサザイは、自由に飛びまわったかとおもいきやリスのようにちょろちょろと私の周りをウロウロする。でも、私の邪魔にならないようにふるまう。ただ、私は様子が気になって、結局私から気にかけてしまうのだが。このリスは常に人生(リス生)の岐路に立たされている自覚がある。将来に希望をもち、強すぎる理想を現実とすりあわせて自分の望むものを実現しようとしている。わたしはちょっかいをかけてくるこのリスの将来を少しでも良くすることができればなと思う。